名古屋市M区の現場。地中埋設ガラ・ゴミが出てきてしまいました。
名古屋市内の場合、詳しくは書けませんが中心部~南部~西部~北部(殆どですね。。。)にかけて地中埋設ガラの出土が多く見受けられます。
戦時中、空襲を受けた地域からは油臭い黒焦げの土も出てきます。
(本地域は軍需施設や工場も多く所存しておりました。)
また、開発業者や行政が分譲した住宅地だからといっても安心はできません。
ほんの二昔前の考え方としては、硬質ガラが混じっていた方が土が締まって良いと言って埋めていたそうです。(最前線の業者の話です。行政が率先して埋めた訳では無いと信じたいです)
しかし、現代社会においては迷惑で違法な廃棄物でしかありません。
お施主様にとっても何十年も存在に気付かず生活していたのに、正に寝耳に水ですよね。
廃棄物については厳正かつ適正に処理をしなければならない昨今、色々な混合物である土混じりのこれらには、多大の処分費がかかってしまいます。
しかも、目に見えない埋設ゴミは、掘ってみないと種類や量がわからないため見積金額も出せません。場合によっては本体工事費用より高額になる場合もございます。
今回は、まだ少ない方ではありますが、不本意な出費になってしまうこと、誠に心苦しく思います。
強引なつながりですが、後世に悪いツケを残さない為にも二酸化炭素削減、石油代替え自然エネルギーへの切り替えが早急確実に行われる事を我々は祈るしかないのでしょうか。
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