今日は地中埋設物の撤去作業です。
本現場は、『戦災復興土地計画エリア」内に所在するため、空襲による消失建物の廃材などが埋蔵されている可能性があるとのことでのご依頼でした。
やはり、出ました。
焼けた地盤、石、
そして、高熱で溶けたガラス片
今までも、この様なエリアでの作業は多々ございました。
焼夷弾の破片や、軍需工場がらみのガラも出てきたこともあります。
それも歴史のうちと、その時は思うようにしておりました。
しかし、この「溶けた」ガラスを見たときには、その時その場所に住んでいた人々の戸惑いや悲観の感情が突き刺さってきたのです。
詳しいことはわかりません。恐らく戦争末期、昭和20年頃の出来事でしょう。
75年前です。
日本人の、忘れてはならない記憶。
遠い昔の、教科書内だけのお話しではありません。
あなたのお家の下にも、歴史は眠っているかもしれません。
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